| ６面全面扉方式の猪わなを開発 |
撮影年月日：平成15年7月12日
撮 影 地：北波多の川添さん宅 |
| 対象鳥獣の種類 |
イノシシ |
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| 取組所在地 |
佐賀県唐津市北波多 |
| 取組主体の名称 |
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| 代表者名及び連絡先 |
川添
忠満
℡0955-64-3425 |
取組の経緯
北波多の川添忠満さんは、梨の猪害対策にかご式のわなを製作して効果を上げているが、このほど多頭一括捕獲ができる６面全面扉方式のわなを完成させた。
同氏は、長年カラスや猪による梨被害に悩まされ、５年ほど前から溶接技術の腕前を生かして、猪捕獲かご式わなを製作し、集落内の梨農家と協力して大きな効果をあげてきた経験がある。 |
具体的取組内容
これまでのかご式わなは、入り口扉が１か所か２か所のタイプで、バネやボルトナットを一切使用せず軽量（27～30kg）にできており、猪のほかにも猿、狸、カラス等の捕獲も可能であり、使い勝手も良く県内外の農家にも好評を得ている。
今回完成させたものは、従来のものから更に改良され、６角形の組み立て型で全方角から獣が入るスペースがあり６つの扉は同時に落ちる。構造は10枚の網から成り、組み立て分解は工具類を使わずに７分以内で完了する。
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効果と課題
①わな狩猟免許は比較的簡単に取得できること
②他の捕獲方法に比べ価格が安いこと
③使用方法が簡単
など、利点も多いことから各地での捕獲に利用が拡大している。 |
