産後の整体

女性にとって妊娠、出産は身体に大きな負担が掛かり、産後の肥立ちは妊娠中の身体が急に戻ろうとしていろんな症状が起こり精神的のも肉体的にも不安定になります。

妊娠中は黄体ホルモンの分泌により、子宮の筋肉を和らげる働きや胎児に栄養と酸素の供給を図り妊娠を安定化させます。

胎児が成長するにつれて腰仙部(腰椎5番と仙骨の間)、骨盤自体に負担が掛かり、骨盤にゆがみがあれば妊娠中にも腰痛に悩むことにもなりかねません。

出産期に入るとこの黄体モルモンの分泌量が減り元の身体に戻ろうとして精神的に不安定になります。

また同時に下垂体からオキシトシンが分泌され、子宮を収縮させて陣痛を感じます。

また下垂体からプロラクチンの分泌は乳腺を発達させ産後の乳汁の分泌を促します。
これらのモルモンは自律神経の影響を受けているので出産後の養生は大切ですが骨盤にも影響を与え恥骨結合、股関節、仙腸関節を緩め出産前からゆがみがあると妊娠中に腰痛が起こり、骨盤底筋、骨盤隔膜の緊張により産道が開かず難産や帝王切開による出産の可能性も出て来ます。
お産にも骨盤の調整は大切なのです。産後は緩んだ骨盤は急に戻らないため、コルセットで締める必要がありますが、この時期骨盤に負担を掛け過ぎますとゆがんだまま骨盤が固まると腰痛が起こり産後の肥立ちが悪くなるともなりかねません。


産後は授乳、育児、家事と多忙な日々を過ごしますから御家族様のサポートが欠かせないようです。

※出産の折は胎児に協力をお願いしましょう

出産は神秘的な出来事です。
受胎して2~3週間で魂が入ってくるとされ自らお母さんを選んで生まれてくるそうです。

今胎内記憶で「ママもおなかをえらんできたよ」とか「雲の上でママをみていたときのこと」とか「ママとパパをえらんできたよ」のような本が出版されています。

肉体は遺伝的コピーされますが心(ハート)はコピーされません。新たな生命体として理解してあげなければなりません。妊娠中も胎児の意識ははっきりしているので愛情を伝えることが大事です。

もし愛情を削ぐような言葉や思いをしていると「私は必要とされてない」と認識すると産後に激しい夜泣きとなったり、いつも親に反発する子供なったりしてしまいます。幼児教育の七田先生は講演の中で「ママはあなたのことをとっても愛しているよ」とか「生まれる時は自分の力でポンと生まれて来なさいね」と胎児に向かって声をかけることが大切だと言われてました。

赤ちゃんにとって愛情が薬であり栄養みたいですね。

※気を付けてください。
  • 産後に赤ちゃんを抱っこする場合、身体の前で一時的にあやしたり、授乳するのは構いませんが長時間になると腰に負担が掛かり腰痛を起こす可能性が大きくなります。重たい荷物は背中に持つように抱っこ紐より背におんぶするものを選びましょう。赤ちゃんは背中の方が安らかに眠りますよ。
  • お乳をマッサージされる方の話として、授乳期にカレーとチョコレートをよく食べるとお乳がドロドロになり乳腺炎を起こすそうです。その期間は控えましょう。
 

産後太りや腰痛、ホルモンバランスの乱れも唐津市の白山療術院がサポートします

赤ちゃんを産むと、骨盤が開いたまま戻らないなど身体のバランスやホルモンバランスが乱れ、体がむくんだり、便秘に悩まされる方も少なくありません。また、慣れない姿勢で赤ちゃんを抱きかかえることによる腰痛をはじめ、体のあちこちに痛みやだるさを感じる方もいます。そんな時も迷わず唐津市の白山療術院へご相談ください。
白山療術院ではポキポキやるような施術は致しません。産後のデリケートな体に合わせた整体を行いますのでどうぞご安心ください。
産後整体を行うことでお体の戻りが早くなり、体が楽になって育児も楽しくなってきます。骨盤が元の位置に戻り、ホルモンバランスも整えば、自然とむくみやだるさ、産後太りも解消されます。
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