顎(あご)の痛み
このような症状でお悩みの方へ
- 顎が痛い
- 口を開けると痛みがある
- 口を開けるとカクッと音が出る
- 顎が痛くて食べ物がうまく噛めない
- こめかみが痛い
身体の中のあるもっとも重要な関節の一つに顎(顎)関節が挙げられます。
私たちはいつも食べ物を口に入れ咀嚼〈そしゃく)し、だ液と混ぜ合わせて食道、消化器官へと送り栄養物を摂取しています。
その行為の中で動いている関節が顎関節です。
今、うまく口が開かない、顎を動かすと痛みやガクッと音がするなど顎関節に関わる症状で悩まれている方が増えています。
あなたの顎関節は大丈夫ですか?
顎関節とは
側頭骨の下顎窩(かがくか)と下顎骨頭(かがくこっとう)とで関節を形成し、衝撃を和らげる軟骨・関節円板(かんせつえんばん)がその間にあります。
咀嚼運動の時、顎二腹筋(がくにふくきん)や顎舌骨筋(がくぜっこつきん)の働きで下顎骨を引き下げ開口し、咬筋(こうきん)内側翼突筋(ないそくよくとつきん)、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)、側頭筋(そくとうきん)の四つの筋肉が作用して左右同時に動き噛むことで閉口しています。
顎関節がゆがむ原因
- 習慣性の片噛み、ストレス性の歯ぎしり、歯の痛みで左右のどちらか片側だけで噛むことにより左右の筋肉のバランスが崩れ強い筋肉側へ下顎骨が引かれゆがみます
- 歯が噛み合わない不正咬合
- 顎関節のゆがみが長期化すると関節円板が前後に動かされガクッとクリック音が発生する
顎関節のゆがみが起こす影響
- 顎関節のゆがみは上部頸椎(後頭骨、頸椎1番、頸椎2番)のゆがみを作る
- 顔面の骨の形態が変わり顔のゆがみが起こる
- 顎関節異常は大腸の回盲弁に反応し右下腹部の緊張を起こし骨盤のゆがみに関わる
- 顎関節異常は偏頭痛を作る可能性が大きい
- 顎関節のゆがみは頭蓋骨のひずみを生み特に蝶形骨の側屈、回旋を作り出しこめかみの痛みに深く関わる
顎関節のゆがみ・自己チェックポイント
鏡の前で顎がゆがんでいるかを自己診断できます
さあ、チェックしてみましょう!
施術方針
- 顎関節に関わる左右の筋肉群のバランスを取る
- 下顎骨の位置の調整をする
- 関節円板の調整
- 上部頸椎の調整
- 顔面、頭蓋骨の縫合調整