スキンケアの基本(その3)  《秋冬》

冷気と乾燥にさらされ、
       肌の働きがどんどん鈍くなる。

肌が乾燥すると、未成熟なCEが増えやすい。

湿度が低下する秋冬を、乾燥した空気は角質から水分を奪い、美肌の鍵を握る
CEが成熟しにくい状態になります。そうなると肌のバリア機能が弱まり、ますます
肌から水分が逃げやすくなって、乾燥スパイラルに陥ります。

肌のうるおい不足は、ハリ・弾力の低下を招く。

気温が低くなると肌の働きは低下し、うるおい不足になりがちです。その結果、肌から
しなやかな弾力が失われ、ハリのなさなどを実感。生きいきした印象も損なわれがちです。

メラニン代謝も悪くなり、シミがのこりやすい。

春から浴び続けた紫外線ダメージが現れるのも、ちょうどこの時季。気温の低下などで肌の
生まれ変わりが現れると、メラニンがなかなか排出されずに滞留。シミが消えずに残ったり、
肌全体の透明感が失われたりします。

角層の未成熟CEは
夏より冬のほうが増加

年々、湿度が低下。1960年の
60%から2005年には39%まで減少。

秋から冬に向かう肌

角層が重層化

「美肌」実践講座  @化粧水・乳液編

秋冬は、肌の乾燥に関わるCEの働きを大切に。
    乾きが気にならない肌へ、「角層を育む」ケアを。

○角層には「うるおいの種=NMF」と「うるおいを守る種CE」があります。

角層にある、うるおいの種=NMFとうるおいを守る種=CEは、肌本来がもつ肌の生まれ変わりの
過程でつくられ、その役割をはたします。うるおいを守る種=CEがうるおいで成熟すると細胞間
脂質が整列し、角層同士が整列し、角層同士がしっかりつながり、肌のバリア機能が整います。
つまり、うるおいを逃がさないよう働くわけです。ところが乾燥にさらされる秋冬の肌は、うるおい
不足になることでCEが成熟しにくく、バリア機能が低下します。

○資生堂の化粧水・乳液はCE成熟に必要なうるおい環境を整えます。

うるおいのある肌を保つには、CEがきちんと成熟することがポイント。それは、角層内をうるおい
で満たすことからはじまります。資生堂の化粧水・乳液は、高い保湿効果で角層をうるおいで満
たすとともに、CE成熟保湿成分を配合し、CEの成熟を整えます。乾燥しやすい秋冬の肌がなめ
らかにうるおい、透明感やハリが感じられる肌に。今日の化粧水と乳液のお手入れからさっそく
どうぞ。(一部の化粧水・乳液には配合されていません。)

「美肌」実践講座 Aクリーム編

冬に向かい、肌の働きが低下するとき。
     いまこそ、クリームの威力を実感します。

○クリームで肌を密封。しっかり保湿することこそ、生きいきした肌の基本です。

気温の低下とともに皮脂の分泌は減少し、天然のうるおいベールの皮脂膜ができにくくなります。外は
乾いた北風が吹き、室内は暖房でカラカラ。肌の乾きがますます深刻になるこれからの季節、乾燥した肌
にとって、頼りになるのは、やはりクリームです。肌をうるおいの膜がぴたっと密封し、水分の蒸発をしっか
り防いで、しっとりとうるおいが持続。肌をとりまく厳しい環境から守ってくれます。

○肌が欲しがる効果成分を角層の深くまでチャージ。乳化技術による浸透作用です。

クリームの役目は、うるおいを密封するだけではありません。乳化技術により、角層の奥深くまで、うるおいや
コラーゲンを浸透させ、肌本来の働きを保つのも、クリームの役割。肌に生きいきとした印象を与えます。
肌が生まれ変わる夜、お使いになると、眠っている間に、より効果的に働き、翌朝には弾むようなハリのある
肌を実感。寒さと乾燥で働きが低下しがちな肌の、頼もしい味方です。

乳化技術でなじみがよくなり
効果成分が浸透。

肌表面をしっかりとシールドして水分の蒸発を
防ぎながら、有効成分を集中的に浸透させます。
肌の働きを助け、生きいきとした肌に導きます

「美肌」実践講座 B美白美容液編

秋冬こそ、美白の手ごたえを感じるとき。
      せっかく続けてきた美白美容液をやめないで。

○これからは紫外線が穏やかになるとき。絶好の美白ケアの季節の到来です。

紫外線の減るこの時季、もう美白のお手入れはやめてもいいのでは? とお思いなら大間違い。シミが
できる肌は特有のダメージ状態にあり、メラニンの過剰な生成が続いています。さらにこの時季は、肌の
生まれ変わりも不調になり、メラニンがスムーズに排出されずに、肌の中に溜まりがち。紫外線にホッと
ひと息つく季節こそ、美白ケアの季節。浴びてしまった紫外線ダメージを追い出すのは、いまです。

○コクのある感触。それは気になる部分をうるおわせ、美白成分を浸透させるため。

美白美溶液HAKU2は、コクのある感触。実は、それには理由があります。シミができる肌は、乾燥や
紫外線ダメージによって、角層が厚く重層化しています。そんな乾いてゴワついた状態では、せっかくの
成分もなかなか浸透してくれません。HAKU2はとろりと肌に密着。気になる部分をうるおわせ、ほぐす
ことにより、美白有効成分を浸透しやすくしています。もちろんその前に、化粧水のうるおいをお忘れなく。

コクのある感触で、肌に密着。

角層が厚くなりメラニン色素が滞留。

資料:資生堂BeautyBookより

詳しくは辻薬店大手口店化粧品コーナーまでお願いいたします。