《 家庭で温泉気分 》
寒い日はお風呂が一番・・!
温かいお湯に入ると、誰でもリラックスな気分になれます。
ひとくちにお風呂と言っても、温度や時間、湯の量によって
身体に及ぼす影響はさまざまです。熱い湯は交感神経を
刺激して身も心も緊張します。また湯がぬるければ、心身は
ゆるんできます。
42〜44℃の熱めの温浴
交感神経の緊張をたかめ、新陳代謝を高めます。
また 眠気を一掃して心身を活動的にします。
35〜38℃のぬるめの温浴
毛細血管への刺激が少なく、筋肉を弛緩させます。
また 副交感神経が働いて精神的に安らぎ、落ちついた
気分になれます。
では効果的な入浴法を・・・!
●ストレスを解消したい
40℃以下のお湯に、ゆっくりと長くつかりましょう場合によっては、
42〜43℃のお湯にさっと短時間入って、身体をごしごし洗う。
ただし、血圧や心臓に心配のある方は注意してください。
ぬるい湯は副交感神経優位で、心身を鎮静させる作用がある。
熱い湯は心身の中の血液がかき回されて頭と神経のイライラをさっぱりさせます。
●ぐっすりと眠りたい
一般的には、36〜38℃のぬるめのお湯にゆっくりと
入るとよいでしょう。身体の緊張がとれて、本来の疲れが
どっと表に出てくるでしょう。神経は鎮静化します。
●これからもうひと頑張りしたい
42〜43℃の熱いお湯に短時間入ろう。長湯は禁物です。
交感神経を刺激して、心身の緊張を高めます。朝風呂の
効用もこれです。
●足のむくみ、足の疲れを取りたい・・・
40℃前後のややぬるめで、たっぷり入れたお湯に、深くつかることで
水圧の原理を利用、疲れを早く取り去ってくれます。
●筋肉の疲れをとりたいなァ〜
42〜43℃の熱めのお湯に入る。血圧や心臓に
自信のある人は、一度出て水をかけ、再び入る
のもいいでしょう。強めのシャワーを当てるのも
効果があるようです。
●肌をキレイにしたい・・・
一番風呂は避けてください。39〜41℃ぐらいのややぬるめのお湯
のほうがよいでしょう。あまり長時間入って肌をふやけさせないことも
大切です。熱いお湯に入ると皮膚が乾燥して、肌の老化を早めます。
石鹸であまりゴシゴシこすらず、入浴後は栄養クリームの補充を・・。
元気・・!
では入浴剤の効果は・・・?
★酵素の特長を応用した入浴剤
酵素はチリや挨が皮膚表面で絡まって毛穴や皮膚の溝の中に
入りこみ、落ちにくい汚れとなっているのを皮膚に無理な刺激を
与えず、洗い流して落としやすくしてくれます。
入浴後は清潔で滑らかな使用感です。
★スキンケアの入浴剤
保湿成分が入浴中に皮膚に吸着して、お肌がしっとり・・!
冬の寒い時期は、乾燥・角質層の水分不足などで、お肌が
かさつきやすくなります。
★生薬(カミツレ・センキュウ・トウキなど・・)の特長を応用した入浴剤
血行促進効果や湯ざめ防止効果などがあるようです。また「香り」については
最近、アロマテラピーが注目されたいます。香りによるリラックス効果は脳波や
心拍数の測定により証明されつつあります。
★温泉地の温泉成分を応用した入浴剤
温泉成分が皮膚のたんぱく質とで膜をつくり、身体の熱の放散を防ぎ
入浴後の保温効果を高めて湯ざめしにくくしています。
各地の温泉成分を応用して、香りや色などで家庭にいながら温泉気分
でリラックス感を出しています。
★炭酸ガスの特長を応用した入浴剤
炭酸ガスの血管拡張作用を利用して、全身の新陳代謝が促進され
疲れや痛みなどが回復します。温かいお湯の熱を全身へ運び、
身体の芯まで温めてくれます。
お風呂・入浴剤の特長・効果をうまく利用して
今日の疲れは、今日のうちにとり
身体・リフレッシュして、明日も頑張ろう!!